大塚愛菜「younA presents HaaaaaaMuuuuuu!!Vol.2 Supported.by Alcohol Special!!」感想その②

aina大塚愛菜>vol.12


夢のような(過大評価)15分が終わると、次は1人目の出演者であるKUNIさんの出番。
この方、ギター1本とそのオーディエンスを巻き込む愉快なキャラクターパフォーマンスで、ものの数分もしない間に、その場を自分色に染めあげてしまいました。
正直、自分もとても楽しかったです。
※そこら辺のレポートはまた後日機会があったら書こうと思います。


そして、KUNIさんの出番が終わると、次の出番の方まで一旦休憩。
10分ぐらいの時間だったと思いますが、この間に、愛菜ちゃんが客席へと足を運んでくれました。
と言っても、殆どの出演者さんは基本的に出て来て雑談したりとか、一緒にライブを楽しんだりするんですけどね。
そこで彼女は自分の売り込みをしていました。


・・・名刺を持って一人ひとりに自己紹介を・・・。


自分も名刺、頂きました。
ブログでも書かせてもらったのですが、渡したいもの(手紙)があったので、このタイミングで渡しました。
多少、強引な感じだった事は否定出来ないのですが、実際に渡せるチャンスと言うものが、とても限られてはいたので、そこは目を瞑っていただきたい(汗)
手紙を読んで、どう感じてもらえるかは神のみぞ知る部分ではありますが、まぁ今更何を言おうが渡してしまった事に変わりはありませんからね。


と、私的な部分はこれまでとしましょう。


自分が名刺を貰った後も、積極的に自分を売り込んでいました。
売り込みって言う表現が正しいかどうかの問題はさておき、この時自分はこんな事を思ったのです。
この子、本気なんだなって。
一アイドルとしてやって来た彼女が、心機一転、歌手を目指す高校生として、今活動している事実。
彼女のそれに対する情熱は勿論知ってはいたのですが、実際に自分で名刺を作って、見知らぬ人々に自分をアピールしている姿を見ていて、その覚悟と決意を改めて知りました。


元・アイドルと言う体がある以上、今でも彼女を応援するファンは居ます。
今までの自分もそれに該当するでしょう。
でも実際はそれでは、それだけでは駄目なのは明白。
例え、応援してくれるファンが居たとしても、実際に現場に来てくれる人は数十人が限度。
もっと言えば、時と場合によりますが、それ以下になる事だって可能性として十分に考えられます。
また、元々のファンが居たとしても、これから目指している目標みたいなものに辿り着くには、どう考えたって少ないでしょう。
名刺を配っていると言う事実を含めると、今以上の認知度が必要とされている事はおのずと見えて来ます。
勿論、それ以外の理由も含まれているとは思いますが。


自分のアピールがひと段落着いた後も、彼女は部屋の後方にある出入り口に居ました。
出入りする人々に対して、扉を開け閉めしたり、近くにいた人(共演者さんやそれ以外の人々)と会話していたり。
でも、初めの内はあまり気になっていなかったのですが、ふとした瞬間に彼女を見てみると、どこか寂しげな表情をしていたのです。
自分の勝手な思い込みだったのかも知れませんが、その時はそう感じました。
まるで何か物思いにふけっているような、そんな印象。
時折、スマートフォンをいじってみせたのは、そんな寂しげな気持ちを誤魔化す意味を持っていたのかも知れません。
真相は分かりませんが。


ライブが進んで時間も遅くなった頃、愛菜ちゃんはそこから姿を消していました。
ただ裏に引っ込んだだけかも知れません。
年齢的な問題(16歳)だったのかも知れません。
そこら辺は、当然の事ながら分からないのですが、自分はどこか、その寂しげなイメージが頭に残っていたので、色々と考えてしまいました。
居なくなった本当の理由とか、その他もろもろ、ありもしない妄想に囚われながら。


次回、完結です。