第4回目

モーニング娘。 亀井絵里ちゃんについて。


絵里ッペは最初、キャラが無かったんです。
と言うよりむしろ、
ずっとどのキャラにするか迷っていたんですよね。
それは自分でも自分がどんなキャラを持っているか
正直把握しきれていなかったんじゃないかな。
それがふとしたキッカケで
色んな自分を発見した。
元々、娘。に入りたかったのは、
当時のウジウジした自分を変えたかったからと
言っているので、
それは絵里ッペにとって大きなターニングポイント
だったに違いありません。
ある意味、娘。に入って漸く
自分を探し当てる事が出来たんじゃないかって思います。
小川麻琴ちゃんが卒業して
自分は絵里ッペにその面影を重ねていました。
はっちゃけたキャラといい、
ダンスが上手い所といい、
絵里ッペを見る事で、まこっちゃんの幻影を
見ていたと言っても過言ではないかも。
でも今はそんな事ないです。
それはまこっちゃんが帰ってきたからって
言う理由もありますけど、
1番の要因は、絵里ッペを亀井絵里と言う
一人の女性として見れるようになったからです。
丁度、愛チュンがリーダーになった頃かな。
今まで以上に、一人一人が
しっかりしなくちゃいけなかった時代。
自分はまだベリキュー寄りだったけれど、
でも、娘。に戻りつつある時期でもあったんです。
だからこそ、それまで以上に
一人一人が気になり始めたんです。
その時見た絵里ッペに、
以前のような幻影は写っていませんでした。