現場封印日記 season 14 vol.24

現場依存症。


昔の自分は本当そうだった。
ある年の夏のスケジュールが2日に1度現場に行ってて
それこそ端から見たら病気みたいなものだったかも。
どの現場に行っても、それぞれに違った感想だったし
例えチケットが無くても
現場推しして手紙を書いたりグッズ買ったり、
そこに自分のファンとしての意味を説いていた。
一時期ではあるけれど
現場で死ねれば本望なんて事も考えたりしたものだ。
今となっては、そんな事微塵も考えないけれどね。


今になって改めて考えてみると
自分は現場に行く事で刺激が欲しかったんだと思う。
一ファンとしてみんなを応援する為の枷を
そこで充電するかのような感じ。
だからファンなら現場に行くべきだと
何よりもまずその事を第一に考えていた。
でもそれって違うよね。


勿論、地下アイドルの子に対して
在宅応援するのは話が違うとも思うのだけれど、
現場に行かなくても彼女達を・・・
いや彼女達の魂を支える事が出来るんじゃないかな。
それを証明するべく自分はある計画を実行しようと思ってる。
どんなものになるかは分からないのだけれど
でも今までの自分の全てをそこに刻み込もうと思う。


自分の場合
結果は要らないのかも知れない。
ただそこに自分自身が納得行く過程が欲しいだけだ。