ソロライブ「いろいろ vol.9」感想①

irorin<前田彩里>vol.8


約8ヶ月振りとなったいろりん現場。
通算2回目。
会場は前回同様に新宿レッドノーズ。
小規模ライブハウスに違いは無いけれど
でも今のいろりんにとっては丁度良い大きさなのかな。
平日、しかも月曜に開催ですから
19時15分開始とは言え、やっぱり集客率は
そこまで望めません。
いや、これが曜日のせいなのか
はたまたいろりんの人気のせいなのかは
正確な部分は分かりかねますが。


まぁ現状としてそこを嘆くよりも
自分としてはもっと大事な事を書かなくちゃね。


歌った曲数はアンコール含めて全14曲。
うん、大いに堪能させてもらいました。
まさか1曲目で「スキちゃん」が来るなんて
思っていなかったので
例のあれは結局今回も出来ず仕舞で(謎)


そんな事はどうでも良いのですが
今回参加してみて1番に感じたのは
ステージ上での彼女の立ち振る舞いに関してです。
ソロとして毎週沢山のイベントに出演しているから
それだけステージ慣れしているんですよね。
勿論、ある程度の緊張はしているとは思うけれど
そんなの微塵も感じさせない程に
堂々としたパフォーマンスを魅せてくれる。
これは前回も同じような事を感じたのですが
今回は更にプラスアルファが付いて来ます。


それは曲中でのファンに対しての煽りです。


自分も人の事言えないのだけれど
初めの内って意外に乗りきれなかったり
声援が小さいままだったりするのです。
いろりんもそれを感じ取っていた筈。
そこで序盤から彼女自身が自分達を鼓舞させる。
歌とダンスの合間を縫って
しっかりと盛り上げてくれる。


そんな事、特に珍しい事では無いと
思っている方もいると思います。
まぁ確かにそれはあながち間違いではありません。
煽りはライブでの鉄板ですからね。
やっている人はいっぱい居るでしょう。
でも自分はそれが出来ない(出来る程余裕が無い)子を知っていて
だからこそ、それが出来る子って
何だかんだ行ってそれなりのキャリアを積んでいるのだなと
思うんです。


いろりんの煽りは
パフォーマンスの一部みたいに感じます。
きっとこれが一般的に言えば理想的な煽りなんじゃないかな。
多少関西人特有の強さもあるし、
個人的には大助かりです(汗)


結局やりたかった事は出来なかったけれど
その分、他の部分で言えば
精一杯の応援出来たと思います。
いろりんもブログで「一体感」みたいな事を言ってくれたし
自分は満足です。


今回初披露の新曲「秘密」は
衣装も曲調もダンスも
彼女にとっては初の大人な雰囲気が醸し出されていて
まずまずの仕上がりを魅せていましたね。
かなり振り付けが難しく
もっと上達する為に腹筋を鍛えるなんて言っていたけれど
そういう部分がいろりんらしいなって思うのです。


シングルを発売するにあたって悲報があったのですが
そこでも「自分が力不足で」なんて発言していて
勿論、大きな意味ではそういうのも含まれると思いますが
何もそこまで謙遜しなくても良いのにと思いました。
ソロライブ以外での出演の際に
受付で指名をすれば
次回のシングルが形になる確率が増えるらしく
謙虚にお願いをしていたのが印象的でした。
叶えてあげたいとも思った。


自分が彼女にしてあげられる事は
取り合えず決まったかな。
出来るだけ多くの現場に行って指名しよう。
それで夢の道が一歩開かれるのなら協力するし、
それでこそ自分の価値が見出される気もするから。