田辺奈菜美、研修生終了

diamondo<田辺奈菜美>vol.5


2014年11月4日をもって
たなぴょんこと、田辺奈菜美ちゃんは
ハロプロ研修生から居なくなりました。
卒業と言う表現では無く"研修生活動終了"と言う事みたい。


この研修生が突然居なくなる事に関しての
著し方っていまいちピンとこないものがありますね。
まぁ、それぞれにそれぞれの理由があるから
一概にはまとめられないのかも知れませんが。
兎にも角にも彼女はもう過去の人になった。


Twitterでのファンの反応は極端過ぎる程に同じでしたね。
それは彼女が5年間たゆまぬ努力で頑張って来た成果を
ファンは知っていたからだと思います。
アミュレットダイアとしてオーディションに合格した彼女が
ハロプロ研修生(当時の呼称はハロプロエッグ)になり
実力もパフォーマンスセンスも高い標準を備えていたから
余計に「惜しい」と思うのはごく自然な事の成り行き。
中にはハロプロで無い彼女は推せないとか言う人が居たけれど
それは彼女自身を推していた訳では無くて
ただ単にハロプロと言うブランドに執着していただけでしょう。
話にならないです。


話が反れました。


自分がこの事実を知った時、
まず初めに思ったのが"そうか"と言う許容の想いでした。
そりゃ残念だとも思いましたよ。
研修生の新ユニット候補の最有力候補だったし
積み重ねて来た実力も十二分にあったしね。
また昨年の公開実力診断テストでは
最優秀賞も取っていたから結果も残していた。
りっちゃん(金子りえちゃん)が居なくなった後も
懸命に研修生をまとめあげていたと思います。
勿論、ただの憶測でしかないけれど。


周りのファンが彼女の名前をtweetする毎に
自分は彼女の事を考えていました。
自分から申し出たのか、とか
やっぱり学業専念の為だったのか、とか色々と。
でもある程度考えたら、そんな事どうでも良くなったのです。
もっと大事な事があるんだ。


ファンが彼女の事を思って叫ぶのは
本人にとっては嬉しい事かも知れません。
でも逆に責任を果たせなくて
かえって負担を与えてしまっている可能性だってある。
それなら自分は現実を現実として受け止めて
これ以上の事は望まない。
今更どんなに後悔しても彼女が再びここに帰って来る保証は
どこにも無いし、統計的に言えば皆無だから。


最も重要なのは
今後彼女がどのような生活を送るかと言う事でしょう。
平凡な女子学生になるなら、それも良いと思います。
きっと研修生としてやって来た人生では
そんな当たり前な日常を送れていなかったでしょうから。
また、ハロプロでは無いにしても
アイドルやそれに近い事をしたいと思っているなら
それでも全然構いません。
ようは、折角出来た時間なのだから
自分なりの道を自分なりに進んで欲しいと言う事です。
だってさ、まだ14歳なんだよ?
今気が付いたけれど、(大塚)愛菜ちゃんより年下なんだね(汗)


まだまだ、人生始まったばかりなのだから
自分のしたい事、思いっきり悩んで葛藤してからでも
十分時間はあるさ。
だから自分から彼女に贈る言葉は唯一つ。


「ファンの事は良いから、まずは自分の人生謳歌して下さい」


ただそれだけを、心から伝えたくて。