田村芽実生誕16周年記念

拝啓、田村芽実様。


めぃめぃ、16回目の誕生日心からお祝い申し上げます。


初めて逢ったのは「しゅごキャラ!ミュージカル」の時。
今とは比べものにならない程に幼く
でも、その演技力には
確かに将来を感じさせる何かがあったのかも知れません。
当初は小っちゃくて元気な子と言うイメージしか
無かったかも知れませんが、
改めて思い返してみれば、そう言う事になるでしょう。


2年前に再会した時、
貴女があの子だとは知りませんでした。
そして4人のスマイレージに執拗に拘っていた自分を
ものの見事にその呪縛から解き放ってくれた。
新生スマイレージの姿を
この瞳に脳裏に焼き付けてくれた。
とても感慨深い出来事だったのです。
それはある意味、印象に残り過ぎた事件です。


最年少らしからぬ
そのずば抜けたパフォーマンス力の高さ。
歌唱面においても、表現者としての器を発揮し
更にダンススキルは自身の漲るパワーを
最大限に活かした動き方をする。
それは目を奪われない方が難しい。


そして貴女が他のどの子と比べても
抜群に存在感をアピール出来ている
要因の一つとして、その演技力の高さにあると思います。


宝塚をこよなく愛する人々は自身が演者となった時、
まず初めに行うのが
自分と宝塚を結び付ける事のように思います。
かつてのモーニング娘。高橋愛ちゃんもそうでした。
演技を真似していると言えばそうなのかも知れません。
でも、それだけでは無い筈なのも確かなのです。
貴女のそれを観ていると、自然とそう感じます。


歌にダンスに演技に、
どれも主軸にあるのは宝塚の存在がある貴女。
ただ最近の貴女を見ていると
そこにはちゃんとスマイレージに対する想いみたいな
感情がしっかりと備わっている気がします。
今年の目標として
歌い方の幅を広げたいと言っていたと思いますが
それこそ、そういう風に感じる理由なのかも知れません。


そう言ったある意味完全無欠な印象を
常に持っている自分なのですが
実際にはそれ以外の部分で意外に
等身大な末っ子キャラだったりします。
ここ最近のラジオでの発言(行動?)を聴いていると
等身大な末っ子キャラだったりするし、
また未だに持っているネガティブ思考も
良い証拠なのではないでしょうか。


また、先日の「修行」に関しては
自分だけでは無く、ファン全体が震撼しましたね。
でも自分の中ではどこか貴女らしいなと思いました。
何故そう思ったのかは自分でも上手く説明出来ませんが
どこかそういったイメージがあったからかも知れません。
生真面目な故の自分を追い込みがちになる性格。
そういった印象が自分の中でありました。
だからこそ、結果としての修行。


いつも自分らしさをとことん追求して
ストイックなまでに爆発させるプロフェッショナル。
今後もとことん突き進んで行って欲しいです。
それが、目指すべき夢へと繋がる
とても重要な要素になると思うから。


敬具。


Sense In The Innocence 16