大塚愛菜presents「Trick or Treat」supported by Project R’s 総括

aina大塚愛菜>vol.16


会場の渋谷チェルシーホテルは
東急ハンズのほぼ向かい隣にあるスターラウンジの地下。
個人的に言うとその近くに相方・Onkevi氏がこよなく愛する店
GEKIROCK CLOTHING SHOPの目と鼻の先にある。
全然、気がつかなかったよ(笑)


昨日の日記で一応セットリストは載せたのだけれど
彼女本人から載せないで欲しいとの事らしいので
削除させていただきました。


今回のイベントは愛菜ちゃん自身が主催しているだけあって
出番はオープニングとトリだったのですが
大いに彼女らしい歌声やらパフォーマンスやらを
堪能出来たと思っています。
ただそう思う反面、
今まで自分が彼女に持っていた印象とはまた違った
イメージを感じた1日でもありました。


初め自分が思っていたのは
彼女自身が主催したイベントだから
必然的に司会進行は本人が進めて行くのだと思っていました。
でも実際には(多分Project R'sの方だと思うけれど)そうではなく
男性の方が終始やっていたのです。
つばさFlyの5人がパフォーマンスを終えた後M.C.を行った時も
その男性に催促されてやっとステージに立ったり、
M.C.中もただマイクを持ってやり取りを聞いているだけだったり
また、会場に知り合いが来たみたいで
トークそっちのけでそちらに手を振ったりしていて
正直、個人的には印象が悪かったです。


その時感じたのは
まだ主催イベントをやる段階では無いのかなと言う思いです。
自分は何度か主催イベントと言うものに
少なからず行った事があるのですが
実際に行ってみて1番に感じる事があります。
それは主催者の存在の大きさです。
やっぱり自身でイベントをプロデュースしているから
その気持ちの大きさも今までとは違った重みみたいなものが
あるし、何よりその気持ちが
イベント自体に大きく反映されているのです。


でも、今回のイベントは
正直そこまで主催イベントと感じる事は出来ませんでした。
歌以外の場面で特に感じたのですが
彼女が自身でも苦手と発言しているトークの部分で
先に紹介した男性に全て任せてしまっている点や
苦手意識に対して真っ向から挑戦しない姿勢を見ていると
本当にそう思わざるを得ない感情になってしまいます。
だから初めの内は多少の不満がありました。


まぁ強くそう思えてしまったのも
自分の中で作り上げた大塚愛菜像が
極端に優等生としてイメージしていたからでしょう。
そこまで彼女の事を良く知らないくせに
勝手に美化し過ぎていたのです。
そういう観点から言えば
今回感じた大塚愛菜と言うイメージは
実際の彼女を良く知る上で非常に貴重なイメージだったと
振り返ってみて思えるかも知れません。
やっぱり16歳は16歳。
全てが自分が思うような大人な姿では無いと
現場に行って感じる事が出来ました。


さて、ここからはライブの感想を。

  1. つばさFly
  2. 三浦玲菜
  3. ぐらっすぃ〜ず
  4. イチヂク
  5. 大塚愛菜

以上が、出番の順番です。
愛菜ちゃんは主催者なのでオオトリですが
途中、イチヂクの方が生バンド形式で
彼女のコーナーに入って一緒にパフォーマンスします。
これがまた実に良かった。
メインボーカル、大塚愛菜
ギター、菊池梢
ベース、出水健一
ドラムス、佐々木健太
披露した曲も相当良かったのだけれど
それ以上に感無量だったのが
生演奏の迫力が圧巻でした。
愛菜ちゃんが前回出演したイベントが生バンドだったから
いつか聞きたいな観たいなと思っていた矢先の
出来事だったので正直、鳥肌ものでした。


歌唱に関して言わせてもらうと
そこまで成長したと言う感じでは無く
でも以前とは違ったアップテンポな楽曲を歌っていたので
そういう歌での迫力ある歌いっぷりはとても好感持てたし
また個人的には貴重な体験だったと思っています。


と言う訳で、今回の主催イベントは
彼女のある意味、等身大な部分を観る事が出来た
そんな現場だったと思います。
あまりに自分の中でその存在を妄想飛躍し過ぎていたから
そういう部分をリアルな姿で捉える事が出来
とても満足しています。


いや、ライブは予想以上に楽しかったのです。
それこそ、久々にあんなにはっちゃけてしまった(笑)
心から楽しめた、そんな現場でした。
手紙もちゃんと良いタイミングで渡せたし
また新たに彼女に対する印象が
良い意味でも悪い意味でも知る事が出来たし、
少しずつではあるけれど
自分の中で大塚愛菜と言う少女の姿を
徐々に構築出来ている感じが凄くしていて
今とても充実感に溢れています。


セットリストの件に関しての考え方は
正直驚いてはいるのだけれど、
でも言っている事は間違っていないし
自分もそれに関しては特に異論はありません。
事務所に入っているかどうかは謎だったけれど
どうもマネージャーさんがいらっしゃるみたいで
そういった意味でも今後の活動に期待が持てます。


自分は自分なりに彼女の活動を
温かく見守りたいと思うし応援したいと思います。
今度こそ、夢を叶えさせてあげたいしね。