「ハロプロ研修生 発表会 2014〜9月の生タマゴShow!〜」雑感⑬

Rio藤井梨央>vol.4


装いも新たに心機一転、髪の毛をバッサリ切って
ボーイッシュな出で立ちで参戦。
見た目は自分が知っている彼女では無かったけれど
でも、どういう訳かもの凄くしっくり来る印象でした。


身長は低いものの、持ち前の精神で
その勢いのあるダンサブルな姿が
今でもこの頭の中でグルグル回っています。
その激しさから揺さぶられる長いツインテール
より彼女のイメージを強くさせていました。
それが自分の藤井梨央のイメージでした。


きっと自分はそんな彼女をまた観てみたかったのでしょう。
だから他の研修生がどんなに素晴らしかったとしても
彼女の事を逐一追っていたのだと思います。
そして、その時は訪れました。
「好きよ、純情反抗期。」での、はち切れんばかりの
溌剌としたやりきり振り。
笑顔で、踊る。ダンスで、キメる。自信が、ある。
そんな3つの要素が交じり合ったようなパフォーマンス。
感慨深いですよ、自分にとってはとてもね。


オーディション時代のシャカリキさは
2月の時点でそれ程感じなかったのですが、
そう思ったのも当時の自分は
そこまで彼女の事をじっくり観る事が出来なかったから。
多少状況が変わった今回は
存分に堪能する事が出来たので
その結果、やっと彼女らしさを見届ける事が出来ました。


やっぱり自分、この子のダンスが好きだな。
踊っている時の彼女って
怖いもの知らずな感じがするのです。
自信がある人の踊り方なんですよ。
それでいて、あの表情でしょ。
あえてここは笑顔と断定はしません。
何かそれだけでは無い気もするので。


初めの頃の彼女は
踊っている時、特に自信過剰な面が
見え隠れしていたように思います。
だからこそ、オーディションで
自分の意志を尊重したのだと思うし
当時はそれが彼女らしさでした。
でも今は少し違う。
勝ち気な印象とはまた違った自信の表れ。
ダンスのレッスンをして行く内に
何か彼女の中でその考え方が
多少なりとも変化したのではないかな。
そこに成長の兆しを感じずにはいられないし
自分はそんな所で気になり始めたのかなとも思います。