Aina<大塚愛菜>vol.1

等身大の少女の胸中。


大塚愛菜オフィシャルブログ ☆Second Step☆「伝えたいこと。」


ちっぺ(岡井千聖ちゃん)に逢いたい。
ただその一心でハロプロ入りした愛菜ちゃん。
それすらも知らなかったなぁ。
しかも当時の気持ちを赤裸々に語ってくれています。


あの頃のオーディションを受けた子達って
大まかに分けると2つの種類になりますね。
1つは自身の夢を叶える為に受ける子。
歌い手だったりダンサーだったり演者だったり、
具体的に言うとメジャーデビューしたいと思っている事でしょうか。


2つ目、これは愛菜ちゃんがそれにあたりますが
単純にハロプロメンバーに憧れてと言うケース。
大好きな気持ちが先行しているから
メジャーデビューよりも同じステージに立ちたいとか
もっと言えばただメンバーに逢いたいと言う想いが強い。


愛菜ちゃんはまず第一にそれがあったみたいです。
ちっぺに逢いたい、ただその強過ぎる想いがあったからこそ
努力に努力を重ねて必死で研修生として頑張って来た。
だからか分からないけれど
彼女の歌声やダンスはどこかそういった前へ押し出るような
勢い感が表れていたような感じがします。
ただ単にそう言う素質の持ち主だったのかも知れませんけどね。


そんな想いが徐々にではあったけれど満たされて行く中、
それに従って気持ちも変化して来たようです。


自身の考えるアイドルの定義や
メジャーデビューする為に必要なスキルなど、
当時の彼女の葛藤が事細かく記されています。
Juice=Juiceとしてメンバー選抜された瞬間も
喜びよりも恐怖の方が勝っていたみたい。


悩みを抱えながら迎えたJ=Jメジャーデビューの一報。
ここが1番のターニングポイントみたいですね。
歌の成長に対しての劣等感、ファンに対する想い。
あの頃の彼女がこんなにも思い悩んでいたなんて
当時の自分達は知る術なんてありませんでした。


だって急遽脱退が決まった事だって
彼女自身の問題よりも事務所さんとご家族間の不具合だと
思われていたのですから。
まさか愛菜ちゃん自身が決意したなんて思いもよりませんよ。


いまの大塚愛菜は、


アイドルでも
歌手でもありません。


歌手を目指す、ただの高校生です。

正直、グサっと突き刺さりました。
確かに自分はアイドルとしての大塚愛菜を期待していました。
J=Jの元メンバーでハロプロに所属していた彼女の復帰。
最初はそう捉えていたのです。
でもそれは大きな間違い。


歌手を目指す現役高校生。


でもさ、今こうして記事を読んでみて
何だか悲しい気分よりも嬉しさの方が上回っているんだよね。
だってさ、やっと自分の歩むべき道を見つけたんでしょ。


初めは憧れの先輩に逢いたい為だけだったのに
それが今じゃちゃんとした目標を見つけて
それに向かって行動している。
それだけで十分だよ。
自分の夢すら持っていない人々が多過ぎる世の中だけど
愛菜ちゃんはしっかり地に足ついて歩いてるじゃないか。


やっと確信めいた人生の道筋を見つけた愛菜ちゃん。
それを喜ば無いのは自分の道理じゃ無いよ。
思うがままにいざ進め!