B&S<Bitter&Sweet>vol.1

相反するハーモニーの協調性とその可能性。


ずっと気になっていた事がありました。
先日行われたハロプロショップ秋葉原店での出来事。
℃-uteのあぃりん(鈴木愛理ちゃん)とちっぺ(岡井千聖ちゃん)が
歌った「悲しきヘブン」を
あさひちゃんと萌美ちゃんが歌ったと言うのです。


二人のハーモニーの実力は「Bitter&Sweet」で知っています。
個人的にはとても好きですね。
特にサビでのそれはとても印象的なのです。
だから自分は二人の実力はそんなに低くないと思っています。


でも実際「悲しきヘブン」を歌った動画を観てみると
苦戦している様子が伺えました。
あさひちゃんがちっぺパートを
萌美ちゃんがあぃりんパートを担当しているのですが、
やっぱりオリジナルには勝てないのは確かです。


勿論、そんな事は誰に言われなくても
十分理解していましたけどね。
ただこの歌に関しては否応無くそのレベルの高さに
脱帽してしまいます。
ただパート毎に歌い分けていたのでは
まだまだ不十分なんだと感じました。
でも現段階ではあさひちゃんも萌美ちゃんも
これが精一杯なのかなとも思います。


と、歌っている二人を観ながら思っていたのですが
実はそれだけでは無かったのです。


実力的にはまだまだ不十分なのは確かです。
それだけこの歌は色々な意味で完成されていて
歌いこなすにはそれ相応の歌唱力や技術力が
とことん必要になります。
二人にはまだそれに到達出来る程のスキルが無いし
足りなさ過ぎるのが現状です。


ただその中でも二人には二人なりの歌い方と言う物が
あるみたいで、それが実践されていました。
オリジナルには無いアレンジ。
Bitter&Sweetだからこそ表現出来るスタンス。
これを観た瞬間、
そこに可能性を見出さずにはいられませんでした。


今後どのように成長して行くか分かりませんが
結成して半年も経っていないB&Sですが
まさかこんな挑戦的な姿勢で
この「悲しきヘブン」を披露するなんて
思ってもみなかったので、
正直嬉しいし、期待してしまいますね。


発展途上の真っ直中ですが
それでも前向きに自分達らしさを追求して
それを実践するこの姿勢。
非常に良い傾向にあると自分は思います。
だからこそ応援したくなっちゃうんだよ。


これからももっと模索を繰り返して
そして解き放ってもらいたいものです。