福田花音生誕19周年記念

拝啓、福田花音様。


かにょんちゃん、19回目の誕生日心からお祝い申し上げます。


自分の中での貴女はある一定の記憶のままで居ます。
それはミュージカル「白蛇伝」でのシャオチンであり、
また舞台「千歳月」での真央である率が高いです。


あの時観た貴女がとても印象的で。
今もなお、その当時の面影を重ねてしまう。
遠い過去の出来事なのに、
どうしてもそこに希望を見い出してしまう自分が居ます。


そんな気持ちの中、現場で今の貴女を観る。
そして衝撃を受ける。
確かにそこには等身大の"福田花音"の姿。
でもそれはかつての姿とは似て非なる存在でした。


昔は何も喋らずとも
自分自身に対する揺るぎ無い自信みたいなオーラを放っていた。
でも今は落ち込む時はとことん落ち込むし
逆に調子が良い時は俄然強めに表に出すタイプ。
悪く言えば浮き沈みの激しい性格。
しなしながら、それはリアルに素直であるとも言えます。
何事も包み隠さず、ただ純粋に。


小さい頃は弱音なんて口にも態度にも出さなかった。
勿論、相当なプレッシャーなどがあった事は明白です。
それでも僕等ファンには絶対に弱音は吐かなかったし
本番になれば全力で力を出していたから、
そんな事、微塵も感じなかったのです。
今思えば、何も心配なんてしていなかったのだと思う。
どこか安心感と言うか、唯一無二の信頼感がそこにはあった。


でも今はちゃんと伝えてくれる。
悩んでいる事。葛藤している事。
全部打ち明けてくれる。
それがとても嬉しくて。
軽率にアドバイスを与えられる程
出来た人間では無いのだけれど、
それでも自分達の事を頼ってくれている事実が
何物にも代え難い大きな財産なのです。
信じてくれている事への感謝の気持ち。
忘れる訳が無い。


今と昔では大分変わってしまったけれど、
自分はそんな貴女の歴史を少しだけでも知っている事が
何より幸せ者だと感じています。
今の貴女が好きとか昔の方が良かったとか
そういう安易な気持ちじゃない。
途中ブランクはあったけれど、
それでも貴女が歩んで来た道のり。
過去があって現在が成り立つ。
昔の貴女が今の貴女を作り上げて来た。
そこに至るまでの過程が今の福田花音の結果です。


もっともっと語りたい事はあるのだけれど
それはまた後日。
何はともあれlast teen ageを満喫して下さいね。
影ながら応援しています。
敬具。


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あるスマイレージファン歴1年5ヶ月の生誕日記