メジャーデビュー10周年

10年前のあの頃。


まさに今日、3月3日ひな祭り。
Berryz工房はメジャーデビューした。
当時8人だったメンバーは
まいはっち(石村舞波ちゃん)が卒業して7人となったけど、
その後は誰も欠ける事無く
またメンバーチェンジする事無くここまでやって来た。


最近知った事だけど、
佐紀ちゃん(清水佐紀ちゃん)や
りーちゃん(菅谷梨沙孤ちゃん)が
本気で辞めたいと思っていたみたい。
多分、自分が知らないだけで
他のみんなも同様に同じ想いはあったのかも知れない。


それでも7人は10年間ひたすら走り続けた。
周りにどんな事を思われようが、
ただただ地道に走り続けた。
3650日以上の時間を。


この時間の中で積み重ねて来たもの。
それは個人個人のキャラの確立と言える。
七人七色の凸凹だけど
妙に一体感のあるグループとして成り立つ矛盾さ。
さながら動物園に居るような魅力。
さながら遊園地で遊んでいるようなライブでの盛り上がり。
エンターテイメントと言うよりむしろ
アミューズメント的な位置なのではないだろうか。


他のグループでは挑戦しない事をする。
衣装に鯛の着ぐるみなんて、その良い証拠。
歌に関してもそう。
これはベリにしか歌いこなす事が出来ない曲。
そう思ってしまう事が多々ある。
デビュー当初は"等身大の元気な曲"が
みんなにとっての"らしさ"だったけれど、
年月を積み重ねる毎に
それらは次第に変化していった。


現時点でのみんなの等身大と言うのは
昔の元気溢れるフレッシュなものではない。
また背伸びした子どもが大人な曲を歌っているのとも違う。
正真正銘、ありのままの成長した自分を出す。
何も演じる事はない。
勿論、背伸びする必要もない。
10年と言う時間が7人を大きく進化成長させた。


だからと言って
今のベリの魅力はそれだけには留まらない。
やっぱり元気印もイメージには強く残っている。
大人なようで子どもっぽい。
元気なようでも時に魅せる切なさ。
1つに絞れる筈がない。
だってそれだけ多くの面を持っているのだから。


Berryz工房の良さは
何事にも捉らわれる事のない自由な発想。
周りがどうであれ自分達はこうだと
絶対的に主張出来る意志の強さ。
そこにあると思う。
これからもその生き方、貫いて行く事でしょう。


改めて、メジャーデビュー10周年おめでとう。


Berryz工房メジャーデビュー5周年記念
Berryz工房メジャーデビュー6周年記念