irorin<前田彩里>vol.3

体調不良でライブを休んだみたい。


この季節に体調不良とか言われると
本人がコメントしていない限り
どうしてもインフルエンザの可能性を
拭いきれないんですよね。


別にインフルになったからと言って
特別に自分が何か出来るかと問われても、
そりゃ勿論何もしてあげられる事が出来ないのは
百も承知なんですけど、
でもこういう時ファンだったら
何かしら行動したいとか、助けてあげたいとか、
心配するものなんじゃないですか?
そこに多少の個人的煩悩が有ったとしてもね。


自分もその中の一人です。
いろりん大丈夫かなぁ。
直ぐ良くなれば良いけど。
次はいつ復帰出来るのかな。
そんな想いが続々と湧き出してくるんです。
でもしょせんはそんなもの。
だからって何もしてあげられない。
ただ願うだけだし、ただ祈るのみ。


またそうやって表では善人ぶってる振りしながら、
裏では自分が行く頃にはこんな事態になって欲しくない
とか都合の良い事を考えている自分も居る。
ファンってさ、本当自分勝手な生き物だよね。
好きになったり離れたり。
嫌いになったり別の子探したり。


そんな自分達の事をみんなは必要としているし
頼りにしてくれたり、時には必要としてくれてる。
こんな贅沢な想いをさせてもらっているのに、
みんなは身も心も削って頑張ってくれている。
ファンとしてでは無く
一人の人間として尊敬します。


勿論、全員が全員そういう意識でやっている訳じゃ無い。
ただ単に自分の夢の為とか言う場合もあるでしょう。
それでもね、自分は感謝をしたいんです。
元気貰っているのは確かな事実ですから。


いろりんが未だにアイドルやっているのが
自分は心の底から嬉しいのです。
地下って言う呪縛に捕らわれてはいるけれど、
それでも諦めずに健気に自分を表現している。
そんな姿が自分からしてみたら
すっごく羨ましいし、カッコ良いのです。


それだけじゃない。
1回この世界から離れてしまうと
また戻って来る可能性はほぼ0に近いでしょう。
今まで少ししか興味がなかった子でさえ
やっぱりいなくなってしまうのはショックなんです。
いなくなってから初めて気付く事もある。
そんな中、どんなに過酷で残酷で現実的な境遇でも
己の信念を貫いているいろりん
こうして立派に一人で頑張っている姿に
感謝の気持ちでいっぱいです。


いろりんがここに居てくれるからこそ
自分はこんなにも幸せです。
この気持ち、ちゃんと伝えなきゃ。
しっかりと、そして確実に。