「冬の怪談〜僕とワタシとおばあちゃんの物語〜」感想

一通り観ました、その感想を。


う〜ん、何とも完全燃焼出来ない映画ですねぇ(^_^;)ヾ
本編は70分強程度と割と短めなので、
だからなのか、物語も奥深くまで入り込んでいないんです。
明らかなB級映画、それ以上でも以下でもありません。


舞台での実力に定評のあるまぃみぃとかにょんちゃんですが、
今回の映画での配役では
その実力を十分に発揮出来ずに終わっているので
初めて観た人は、良い意味でも悪い意味でも驚かないでしょう。
せっかくの役者の良さを台無しにしている、
そんなイメージが今回の映画にはありました。


兎に角、薄っぺらいんですよ、何もかもが。
ストーリーにしたって、
ホラーとしてはありきたり過ぎるゾンビとか、
ゾンビに襲われる少女を守る美少女が
派手な格闘シーンが見所だったりとか、
斬新さが1つもない。


それに個人的に疑問が残る部分が多々ありました。
丑三つ時にゾンビが一斉に襲い掛かって来るんですけど、
家の周りに集まったは良いけど、
結局戦ったのは2人だけだし。
あれ?他の敵はどうしたの?って
観てて突っ込んじゃったし。
また、かにょんちゃん演じる春菜のお兄ちゃんの所に
おばあちゃんの危篤の為に家を出たお父さんが
終盤に登場するんですけど、
そのシーンも不可解な事だらけで。
お母さんは最後の最後でゾンビとして登場しますが、
このシーンでのお父さんはゾンビにすらなってない。
ホント、意味が分かりません。


まぁ、まだ1度しか観てないから
そうなのかも知れませんけどね。
また観てみたいと思います。
その時は違った感想を書けるかも知れませんし。