第50回目

松浦亜弥さんについて。


あややの歌声に異変があったのは
いつからだったでしょうか?
個人的にその前兆として「草原の人」と言う
非常に特別な歌があってからとも思うし、
また実質的には「渡良瀬橋」「砂を噛むように…NAMIDA
のような楽曲があったからだとも思います。
実は初めての経験をした事があります。
それは曲中、目を瞑った事です。
従来なら、そんな勿体無い事
絶対にしない自分が、です。
いつかのハロコンで「砂を〜」を歌っている時、
ふとそう思ったんですよね。
そもそも、その頃からあややの歌には
どこか歌声以外の得体の知れないものが
存在していると感じていました。
表現力が段違いってだけじゃないんです。
歌の世界観を上手く表している以外に、
何か別のものが存在していたんです。
だからこそ、目を閉じました。
音しか聞こえないはずなのに、
そこには、確かに何かがいたんです。
こんなエピソードがあります。
「きずな」と言う曲があるんですけど、
この曲を歌う時、
あややはわざと音程を1オクターブ上げて
歌っているんです。
そうする事によって、
懸命さが伝わると判断したからです。
その事を知った時、自分は愕然としました。
そこまで考えて歌っていたんだって。
一時期、あややの事を良く思っていない頃がありました。
それは、なんとなくです。
すっごく威張り散らしているような、その態度が
気に食わなかったんです。
あんた何様?って思っていました。
反抗期ですね、自分のファン生活の中での。
今じゃ良い思い出ですが、
何であんなに嫌っていたのか、
今では、その頃の自分に説教たれたいですね(^ー^*)(笑)