Aina<大塚愛菜>vol.6

「-Alcohol Night-」感想その②。


出演者の皆さんがとても良い人達だったのです。
(言い方はあれですが)ただの歌手を目指す高校生に対して
気持ち良く受け入れてくれていて、
きっと同じステージに立つ共演者として
認めてくれているのでしょうね。
本当にステージだけではなく
ライブハウス全体がそんな皆さんの暖かい雰囲気に包まれているから
自分も自然とその空気感に馴染む事が出来たのではないかと思います。
こういう経験をするとまた行きたくなってしまうのは当たり前です。


今まで自分は愛菜ちゃんの事を正確には把握していませんでした。
Juice=Juiceの現場には抜けた後の2nd シングルから行きましたから
それ以前の彼女の事は
昔の動画やC.D.でしか知り得る機会がなかったのです。
それでもその中で感じていたのが
力強い存在感のあるその歌声とパワーみなぎるダンス。
つまりどちらも前傾姿勢バリバリな魅力だった訳です。
それ以外の姿は認知していません。


だから今回のこのセットリストは
そういった自分の大塚愛菜像からはかけ離れたものであり、
正直な所、パフォーマンス面ではそこまで高まりはしなかったです。
確かにこの程度では
普通の女子高校生が気持ち良さげに歌っている程度に留まるでしょう。
ハロプロ研修生として歌のレッスンはやっていましたが
およそ1年間のブランクと言う点、
またそれ意外の要因も含めて考えると
どうしても魅力的な要素は導きかねます。
本格的に歌手として考えていると思いますから
今後は更なるスキルアップが必要になって来ますね。


さて、では何故自分はここまで高まっているのか?
また行きたいと思う事は度々あったのだけれど、
今回のこれは今までのそれとは若干違った感じです。
単刀直入に言いますと、それは彼女自身に興味が湧いたからです。
今まで勿論そういう子は沢山いました。
と言うか自分は他のファンと比べるとそういった子の方が
好む習性にあると思います。
歌唱力やダンススキルの高さもその理由の一つにはなるのだけれど
自分の中で根本にあるのはやっぱり性格や
その子のものの考え方・思考がどうしても影響力高い。


自分が愛菜ちゃんの性格をそこまで深く知っているとは言えません。
でもブログでの言葉を読んでいると
この子は本当に真面目で、それに自分の中のルールというものに
とても頑固な一面を持っている。
J=Jから身を引いた本当の理由や
youtubeでアップされた不正動画に対しての警告など
本来だったらスルーしてもおかしくない物事について
ちゃんと自分の言葉でしっかり話している。
そういう部分がとても素晴らしいと思います。
一人の少女として人間として魅力的です。


終演後のファンへの挨拶回りなんかも
そういった彼女らしさが出ていて良いですね。
自分自身に対しての
周りの評価とは対照的な劣等感を抱えているのは
ブログでの様子を見ていれば良く分かります。
だからこそ、その謙虚な姿勢が伺えるのでしょう。
アイドルではない自分でも
こうして平日にわざわざ足を運んで応援してくれるファンが居る事。
それが彼女にとってとても大きな意味を持っているし
また支えられている事も分かるのです。
あんなに分け隔て無く気軽に自分達と談笑してくれるのが
その何よりの証拠ではないですか。


勿論、中には引っかかるような発言をする人だっている。
実際公演中にそういった出来事もありました。
場数の少ない彼女にとってそれは負担になる事です。
だからこそ自分はちゃんと真面目に応援してあげたいと思います。
彼女と同じく、自分の気持ちを伝えて少しでも支えてあげられるように。


明日、最後の感想を書きたいと思います。


「-Alcohol Night-」セットリスト。
「-Alcohol Night-」感想その①。