Country<カントリー娘。>vol.1

カントリー娘。結成15周年記念。


当初、半農半芸をコンセプトとして結成されたカントリー。
初期のスタンディングメンバーはこの3名。

  1. 戸田鈴音さん
  2. 柳原尋美さん
  3. 小林梓さん


カントリーの初期は大分ダークな側面があります。
インディーズデビューを間近に控えた直前、
スターティングメンバーだった柳原さんが突然の交通事故死。
その後、小林さんも心労で倒れ脱退を余儀なくされています。


ソロ扱いになった戸田さんは
翌年追加メンバーであるあさみちゃんと一緒になり、
名前も「りんね」に改名して装いも新たに心機一転。
かくして2人ユニットになりました。


そしてカントリー史上1番のターニングポイントとなったのが
2001年の当時モーニング娘。4期メンバーであった
石川梨華ちゃんのレンタルゲスト加入。
これにて念願のメジャーデビューを果たして勢いに乗ります。


その後もこのレンタルは梨華ちゃんが居なくなった後も
藤本美貴ちゃんと紺野あさ美ちゃんが加わる事で再加熱。
カントリーの代名詞とも呼べる「内気なハニーパイ」が
出来上がったのも丁度この頃です。


肝心の主要メンバーは
りんねちゃんが卒業してオリジナルは居なくなったけれど、
里田まいちゃん、みうなちゃんが加入して
確実にカントリーらしさを確立させて行きました。


カントリーの魅力の1つに歌やダンスだけではなく、
スポーツに対する意欲的な活動が見られます。
これは主にハロプロがフットサル宣言をした2003年。
小柄ながらも運動神経抜群のあさみちゃんを始め、
まいちゃんもみうなちゃんも積極的な活動が見られます。


個人的に印象深い、いえ思い出深い出来事と言えば
みうなちゃんのフットサルに賭けた情熱が
そっくりそのまま収録された「みうなノート」の存在ですね。
これは自分の人生のバイブル本として今もなお
重要かつ貴重な存在となっています。


カントリーから貰った思い出や物の考え方は
自分としては結構多いです。
初単独ライブで感じた熱気や
フットサルを通して体感した一夏の思い出など、
未だに忘れられない出来事ばかりです。


新規ファンの方々は知らないと思いますが
カントリーは意外にも時期によっては
モーニング娘。より過酷な道を歩んでいます。
それは初期の話になるので
自分もリアルタイムでは知らなかった事ですが。


2007年にあさみちゃんとみうなちゃんが卒業してから
まいちゃん単独のユニットになりましたが、
それでもまいちゃんの中にはカントリーの魂が根付いていて
それは今現在でも同じです。
たとえ渡米したとしても
彼女の中ではやっぱりカントリーの存在は大きいのです。
そう言う想いを知って自分は凄く嬉しくなったりもしましたね。
何だかんだでファンを裏切らなかったまいちゃん。
とても感謝しています。


絶賛開催中のカントリー娘。の追加メンバーオーディションですが
どういった課程にあるのか
どのような結果になるのか全然分かりませんが、
暖かく見守ろうと思っています。
もしかしたら
あの頃のようにまたゲスト制度が復活するかも知れませんね。
兎にも角にも
まだカントリー娘。はここにある。
それだけで自分は満足です。


最後になりましたが一言。
結成15周年おめでとうございます!