3rd album「We are Buono!」感想その4

前回の続き。


今日は「タビダチの歌」について。
CAFE Buono!」の「君がいるから」を彷彿させる曲調で、
そういった面ではそれ程気にならないのです。
何故ならバラードで感動を誘うという手法は、
個人的に安易だと思うからです。
ただこの歌には岩里さんらしい想いが込められています。
それが2番で出てくる
“声をあげて泣いてもいいよ いつか笑顔の君に戻れる”
という歌詞。
優しく語りかけてくるその表現に、
どこか懐かしさを覚えてしまう錯覚。
他の部分はそんなに気にならないのに、
この部分だけ妙に気になってしまいます。
大袈裟に言うと、個人的にこの歌詞だけで
この歌はかけがえの無い存在になってしまってる。


たった一節の言葉だけで、
聴く者を虜にしてしまうのは
言葉では言い表せない程に素晴らしい事で
自分には到底出来っこない事。
だからこそ、心に響く何かがあって
それをひたすら求めてる自分がいます。
こういう歌詞を描ける岩里さんって
きっと心がとてもキレイなんだと思います。
一度どんな方かお逢いしてみたいなぁ(*´ー`)