3rd Alubum「We are Buono!」感想その3

前回の続き。


We are Buono!Buono!のテーマ〜」に大ハマリ、
「Independent Girl〜独立女子であるために」が脳内エタリピ、
そんなBuono!の最新アルバム。
今日は岩里さん作詞の第2弾「うらはら」をピックアップします。


この歌は曲調、歌詞ともに
Buono!のスタイルであるロックからは
かけ離れているんですけど、
独立女子のリズムがエタリピしていた頃、
その対となる存在として
同じく気になっていたんです。


個人的に気に入っているのは
歌詞の内容が繰り返されているところ。
特にサビの部分ではそれが軸になっています。
また「それでも会いたくて切なくて」という部分に対して
「切ないくらい恋しくて」と、このパートだけで
歌詞の物語を繋げているところも良い感じ。
優柔不断のままでいいよ→優柔不断のままでいてよ
というところも、ロックっぽさがかけらもないのに
自分はどこか諦めた感や、ある意味全てを許容している
この歌の女の子に慰められているような錯覚に
陥ってしまいました。


また曲が始まったと思ったら、
すぐサビに入るのもポイント高いです。
大抵の曲ってサビに入るまでAメロBメロで
暖めますよね。
勿論サビから始まるのもありますけど。
でもこの曲のA・Bメロは極端に短いんです。
まぁぶっちゃけ自分はメロって一体どんなものか
具体的には分かっていないんですけれども(^_^;)ヾ


でもですね、
サビに入るまでが異常に早いというのが
主人公の「それでも会いたくて」という歌詞(気持ち)と
リンクするんですよ。
早く会いたい、そんな女の子の素直な想いが
この歌に表されている気がします。
そういった意味で、この歌は物凄く説得力があって
ある意味それがロックなのかな?って思いました。