矢口真里「ミヤネ屋」出演

Yagu<矢口真里>vol.2


表舞台から姿を消しておよそ1年と5ヶ月。
宮根さんはもぅそんなに経つ?とおっしゃっていたけれど
自分にとって、それはとても長い時間でした。
今年の誕生日にブログにコメントしたのは
そろそろ良い時期なのではないかという内容でした。
でもその後、改めて脳裏をよぎった考えは
いつまでも待っていようという想いです。
そして、ようやくその時が来た。


と、思いつつも
実際に蓋をあけてみれば
今回のT.V.出演が特別であった事と
それ以降の予定は全くの白紙だと言う事実だけでした。
報道されていた事の真相は
お互いの約束とやらで固く口を閉ざしていたし
原因と責任は全て自分だけの一点張り。
世間一般が望んでいるような結論は
出ずに出演は終了しました。


自分は疑惑の真相とかそんなものはどうでも良いのです。
久しぶりに動くやぐっつぁんを見れただけで
本当に満足している。
一切の活動を休止してから半年間
ずっとご実家で引きこもり生活をしていたそうで
その間、殆ど誰とも連絡を取らなかったみたい。
また、日々報道される毎日の中
精神的にもどんどん追い込まれて
腹痛で動けなくなったらしい。
本人はそれが原因かは分からないと言っていたけれど
じゃぁ他に何があるって言うのさ。


他にも彼女らしい発言が沢山ありました。
自分が幾ら叩かれようが構わないけれど
周りの大事な仲間達に矛先が向かうのだけは
我慢出来ないみたいに言っていましたね。
あと、元・旦那さんとの約束もしっかりと守っていました。
やぐっつぁんのその一言ひとことを聞く度に
あぁ、何も変わってないな
彼女の根底にある重要な物事の考え方は
今も昔もまっすぐここにあるなと感じました。
自分だけに非があると頑なに言っていたのも
それを裏付ける要因の一つです。


あまりに酷い環境の中で
芸能界復帰を本気で諦めたと言っていたけれど
自分の中ではそれは絶対に無いと確信していました。
だって、彼女はそんなに弱い人間では無い。
このまま逃げるような真似はしない。
それ以上に、周りに迷惑をかけた事への謝罪を
その身を持って行動で表すと思っていました。
だからこそ、ここに戻って来た。


今回は完全なる復帰では無かったけれど
それでも十分です。
本当、良くぞここまで戻って来てくれました。
並々ならぬ勇気が必要だった事でしょう。
そこに敬意を払いたい。


やぐっつぁん、自分はね多くの事を望みません。
ファンへの償いとか考えなくて良いんだ。
貴女自身の為に頑張って欲しい。
この空白の時間で気がついた事があります。
自分は貴女が幸せで無いと嫌です。
貴女の幸福は、同じく自分の幸福でもある。
だからまずは、自分が幸せにならなくちゃ。
それからだって遅くはないでしょ。
ファンの事は二の次で構わないのです。
それが今の自分の正真正銘の素直な気持ちです。


いつかまた、その日が訪れるまで・・・